T.Pescador 05’伊豆ツアー(11/19〜20)

移動中の景色・石廊崎周辺。



メッキやアオリイカなど、秋の釣り物を狙った恒例の伊豆釣行。
今年もこの季節になりました。

金曜日、5時に仕事を終えて即行で帰り、準備をする…つもりだったのだが、
思いのほか仕事が伸びてしまい、結局職場を出たのガ7時半になってしまった。

1時間かけて家に帰り、ちょっと軽食を取った後、9時過ぎに家を出発。

神奈川県内の某駅で、イデッチ君と待ち合わせ。
イデッチ君の車にて、一気に伊豆の下田まで向かった。


下田には翌日土曜日午前3:30ごろに到着。
他のメンバーはまだ到着してない様子。
まずは堤防に出て、アオリイカを狙ってみることにした。

30分ほどエギを振ってみたが、アタリなし。
アオリイカの活性があがるのは日の出の頃じゃないかな…と考え、
私は一人車に戻り、仮眠をとることにした。
イデッチ君はそのまま堤防でがんばっている。

それから1時間後ぐらいか…
イデッチ君が車に戻ってきて、ドアを開ける音で眼が覚めた。
「どうだった?」
暗いうちはたぶん釣れてないだろう…と勝手に思い込みながら聞いてみると、

「釣れましたよ、1ハイ」

なにぃー。やられた…。

長野県からやってきた谷さんとSさん、そして富山から車でやってきた(すげぇ・・・)S田君はすでに堤防に出ている様子。

よおし、俺もがんばろう…と再び支度をして、堤防に出た。

しかし、明るくなっても、私にアオリイカは掛からなかった…。
イデッチ君はさらにメタルジグで
20cmのメッキを追加していた。
うう…、スタートダッシュで差をつけられた。

そしてさらに悪夢…。
堤防の先端から戻ってきた谷さんと同行者Sさん。
それぞれアオリイカをゲットして戻ってきているではないか。

「え? 第1投で乗ったよ。」

くぅう〜、なんとも悔しい言葉…。
昨年に続いて、またしても腕の差を見せ付けられてしまいました。


日が昇り、しばらく堤防でメッキや根魚を狙っていたが、釣れず。
その後下田港のほうへ行き、メッキを狙ってラン&ガン。
するとメッキのチェイスが時々見られる。
また、船溜まりで小型ミノーを8の字引きなんかしてみると、下からブワッとメッキが攻撃してくる。
しかし、なかなかフッキングには至らない。
結局、下田港ではメッキをあげることはできなかった。
その代わりに釣れたのはこの魚。

岸壁真下に落とした小型メタルジグに食いついてきた
アナハゼ君です。
とりあえずボウズは免れて、良かったが…。



仙台に出張していたI田君(この行動力も凄い…)も新幹線と電車で下田に到着。
さて、下田港に見切りをつけ、各車ごとに別行動。
イデッチ君と私は、南伊豆の某川河口でメッキを狙うことにした。
このポイントは、昨年も釣果を出しており、実績のある場所である。

係留船の間にルアーをキャスト。
手前まで引いてきた後に、足元で8の字引きをして、ピックアップ…。

と、その瞬間、メッキが下から飛び出してきた!

げ…、またこのパターンか。
ピックアップ後にメッキが顔を出して、今まで何度も悔しい思いをしているのだ。

しかし、だめもとでルアーをそのまま同じ場所の水面にたたきつけてみると…
なんとそのメッキが、戻ってきて再アタック!
そして見事フッキング。


23cmのギンガメアジ。

なかなか良型のメッキなのだが、ものすごく足元でのヒットなので、引きを楽しむ前にランディングしてしまった。
しかし、とりあえず目的の魚が釣れたので、一安心である。

続いて訪れたのは、南伊豆の磯場に造られている某堤防。
ここでイデッチ君はアオリイカを、私は根魚を狙うことにした。
私は磯場に出て、グラスミノーMをキャストして探ってみた。
すると岩陰から飛び出してくる魚の姿が!
そしてそのまま、グラスミノーをパクッとくわえた。
見事にヒット。


20cmほどのムラソイでした。

キャスティングで釣れ、さらにヒットの瞬間も見えたので、非常に楽しめた1匹でした。
キープしてもよさそうなサイズだったが、今回はもっと大型を夢見てリリース。

堤防のほうでは、イデッチ君が本日2ハイ目の
アオリイカをゲットしていた。
お互い、狙った獲物が釣れて、この場所には 満足。




その後いくつかの港でアオリイカを狙ってみたが、釣れず。
太刀魚なんかも狙ってみたが、ダメだった。
そして夜はいつものベースキャンプ地、西伊豆地区の某港にメンバーが合流。
谷さん・Sさんはメッキとアオリを順調に追加していた。
I田君・S田君も何かの魚を釣っており、ボウズではなかった模様。
ただ一人、某大学某サークル会長のTom君だけが…。

そして戦利品をさばいて宴会。

今回はアオリイカの刺身があまるほど…。
釣ってくださった皆さんに感謝。
イデッチ君が作ってくれたトン汁も、冷えた体には最高にうまかった。



翌日の朝、堤防に出て青物や根魚を狙ったのだが、はずれ。
しかし港の船着場付近に行ってみると、I田君が
ポッパーでメッキをしとめていた。

そこで2人で、続けてポッパーでボコボコと引いてみたが、その後メッキは顔を出さなかった。
ミノーやメタルジグなどいろいろ投げてみたが、時折セイゴがヌゥ〜と顔を出すのだが、掛からなかった。

朝食後、再び堤防に出てメッキを狙ってみたが、釣れたのはこの魚。
メタルジグを手前でピックアップする寸前に食いついてきた。


ボウズ救世主のアナハゼ君に感謝。




その後、西伊豆町内の温泉につかって、今回のツアーは お開きになりました。
帰りの途中、沼津の某港によって見物してみたが、あちこちでソーダガツオガあがっていた。
メタルジグを投げたかったが、餌釣りの人がびっしり堤防にいて、無理そうだった。

今回の伊豆ツアーも、何とか魚が釣れてよかった。
爆釣・・・とはいかなかったが、それなりに楽しめました。
しかし、アオリイカが釣れなかったのが心残り…。

遠くから来られた皆様方、お疲れ様でした。


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私の釣果
下田港:アナハゼ・・・極小メタルジグ
南伊豆某川河口:メッキ(ギンガメアジ)23cm・・・アスリートS5.5
南伊豆某磯:ムラソイ20cm・・・グラスミノーM
西伊豆某港:アナハゼ・・・7gメタルジグ


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