2004年8月

8/4(水)

日時・場所 釣果 /餌・ルアー /釣行記

8/4(水)

函館


釣果:ムラソイ2匹(手ジャー20cm・24cm)

ルアー:グラスミノーM

釣行記:

 そういえば、北海道に行ったことがないなぁ…。
 山口から帰ってきて、ふと、そんなことを考えた。

 北海道。
 雄大な自然に、おいしい食べ物。

 しかし釣り人にとって魅力的なのは当然、魚。
 海にはでっかい根魚がいるし、川はトラウトの宝庫。
 それを思うと、むしょうに北海道に行きたくなった。

 非常勤講師は夏休み、仕事がない。
 そのぶん、ふつうの人より収入は少ないが、とにかく時間だけはある。
 釣りだけでなく、北海道での戊辰戦争や開拓の歴史の史跡を回るのも悪くない。

 8月2日早朝。
 18切符をもって東京を飛び出してしまった。

 鈍行でのんびり移動し、北海道・函館に翌日の3日に到着。
 3日夜・4日は函館市内を観光。
 五稜郭や、明治・大正の洋風建築が並ぶ元町などを散策。
 
 そして夕方。
 まずは住吉漁港に行ってみた。
 テトラがたくさん並んでいるので、穴釣りを試みた。
 しかし、何も反応なし。

 そして夜。
 こんどは函館駅裏の埠頭に行ってみた。
 釣り人が何人かいて、電気ウキが並んでいる。
 

 とりあえずヘチ際にワームを落としてみようと思い、タックルをセット。

 
「釣れますか」
 若いにーちゃんが話しかけてきた。

 彼の手には魚の入ったビニール袋。
 中を見せてもらうと、小さいサンマがたくさん入っていた。
 
「いま、この小さいのが、いっぱい港に入ってますよ」
 そう言えば、昼間港で、青い細長い魚が泳いでるのが見えたが、やはりサンマか。

 「でも、今の時期はやっぱりイカですね。いまはここではみんなイカ釣り。あ、ほら、そこにもいますね。」 
 なるほど、白い影が海中をチラッと横切るのが見える。
 どうやら、電気ウキの釣り人はみんな魚餌を使ったイカ狙いのようだ。
 こんなことなら、餌木も用意すれば良かった…。

 この青年に根魚のことも聞いてみると、ここらには20〜30cmのソイは普通にいるとのこと。
 それを聞いてやる気が出てきた。

 しばらくこのにーちゃんと話をした後、釣り開始。
 最初はグラスミノーSを使ったが、反応なし。
 アピールが弱いのかなと思い、Mサイズに変更。
 ジグヘッドも3.5gに変え、ヘチ際を探る。

 するといきなり、最初の魚信。
 しかし、グラスミノーの尻尾を食いちぎられた。フグかな。

 ワームをセットしなおし、再び落としこむ。
 
しばらくすると、アタリ!
 ククククッと根魚独特の引きを味わいながら、北海道第1号魚をゲット。

 
 
関東でもおなじみのムラソイでした。
 大きさは20cm程度。
 北海道ではハチガラと呼ぶらしい。


 
続いてワームをキャストし、カーブフォールで探ってみた。
 すると、またヒット!

 
しかし今度の魚はなかなか上がらない。
 5ポンドラインが不安になるほど引っ張られる。
 でかいぞ! 夢の30cmの根魚か?

 

 釣れたのは24cmのムラソイ。
 ぜんぜん30cmも無かったが、重く、パワフルな引きだった。

 
30cmあったら、どんな引きをするんだ?
 
 昼間観光で函館市内を歩き回っていたので、疲れきっていた。
 時間的にはまだ釣りをすることもできたが、体力を考えてこの2匹で終了。

 旅行ではこの後日、小樽・苫小牧・室蘭などの港湾都市を廻った。
 しかし、駅から釣りのできる港まで距離があったので、結局釣りはしなかった。
 北海道での釣りは、函館のみになってしまった。
 またクロソイやアイナメ、カジカなども釣ってみたかったが、結局ムラソイだけとなった。

 でも函館で釣ったムラソイは、なかなか楽しませてくれたので、けっこう満足です。

 釣り以外の旅行記については、別のページを設けてまた書こうと思います。 


8月後半 帰省釣行

・山口市内河川
・山口東港

釣果:川….カワムツ10cm未満、ブラックバス極小 (スプーン)

    海…タケノコメバル12cm (グラスミノーS)

 帰省中、近所で暇つぶし程度の釣りをしてました。
 
 写真も無く、内容的にもたいしたことないので、釣果のみの報告。 
 でもタケノコメバルの写真を撮れなかったのが残念。

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