T.Pescador伊豆ツアー2004 (11/13(土)14(日))



恒例の伊豆ツアーに今年も参加。
今回、メンバーは静岡・長野・愛知・東京・栃木、そして新潟と全国各地から集合する。

土曜の朝マズメを狙うため、金曜の夜から出発の計画。

風呂に入り、釣道具を準備した後、夜10時頃自宅を出発。
環7沿いの某駅で、栃木から車でやってくるミッチー君と待ち合わせ。

ミッチー車に乗せてもらい
(いつも御世話になります。感謝!)、いざ伊豆へ。

246号経由で小田原・熱海と抜けて、下田を目指した。
都内で渋滞を予想していたが、意外にもスムーズに車は流れていた。
そして午前3時ちょっと前に下田に到着した。

仕事後にすぐ来たので、さすがに疲れが溜まっている。
とりあえず夜明けまで寝よう…と思ったのだが、寝る前に釣場を見ておきたくなり、2人で堤防へ。

そこでイカのスミ跡を見つけてしまったから、さあ大変。
アドレナリンがドっと出てしまった。


とりあえず30分だけ、竿を出してみよう…ということになり、釣開始。
暗闇でエギを投げて、シャクって待ってを繰り返し、イカを狙う。

30分の予定が、結局1時間半ぐらい粘ってしまった。
しかし、ゆれる海草をアタリと勘違いしただけで、結局イカは掛らず。

アドレナリンが切れたのか、疲れがぶり返してきた。
あきらめて車に戻り、仮眠。
しかし、30分寝たか寝ないかで夜明けになってしまった。



再び堤防に行くと、信州から来た谷さんとハッシー君が釣をしていた。
釣果を聞くと…


なんと2人ともアオリイカをゲットしていた。

その直前まで、我々が竿を振っていた場所で…。

特に谷さんは、胴長23cmの良型をゲットしていた。

やられたぁぁ。
時合はもう少し後だったか…。
やはり到着したらさっさと寝てれば良かった。
でも海を見たら、やっぱり早く竿を出したくなるんだよね。
釣人のどうしようもないサガである。

その後、震災で大変な新潟から車で(すげぇ)来たタクヤ君、前日から伊豆に入っていたI田君と合流。
みんなで河口部でメッキ狙い。

しばらくして、
I田君がヒラセイゴをゲット。
日が高くなり暖かくなると、メッキの群れが時々ルアーに反応し始めた。

船と岸壁の間で、ミノーを8の時引きしていると、さっそくメッキがヒット!
しかし水面から抜きあげると、ぽろっ落っこちてしまった。
メッキ一番乗りを逃した…。残念。

と、水面にルアーが漂っているのを発見。
そこでミノーを操作し、ルアーを引っ掛けて、ゲット。
DDパニッシュだった。ラッキー。
ちょっとフックが錆びかかっていたが、十分使えそう。
このルアーが、後で幸運をもたらす。

その後、谷さんがロウニンアジのメッキをゲット。
結局メッキも、ファーストゲットはやはり谷さんでした。

そしてイデッチ君が合流。

メッキの活性は次第に高くなってきた。
ポッパーをぼこぼこ引いていると、小さいメッキの群れが下から沸いてくる!
しかし、ルアーに何度もタッチされたが、結局フッキングさせることはできなかった。



南伊豆の某川河口へ移動。
ここでもみんなでメッキ狙い。

しばらくすると、ミッチー君が30cmほどのセイゴを掛けた。
柔らかいトラウトロッドで、かなり引きを楽しんでいたようだが、残念ながらフックアウト。

その後イデッチ君がメッキをゲット。

そして私も、何とかメッキを釣ることができた。



ヒットルアーは、さっき拾ったDDパニッシュ。
このルアー、動きがめちゃくちゃ良く、かなり気に入った。

実はこの直前、かなりの魚を釣ってきた一軍ルアー・アスリート5.5のボディが割れてしまっていた。
ちょっとブルーになっていたが、アスリートに代わる一軍ルアーが出現してくれて良かった。

このメッキを釣った直後、愛知県からI山君が到着。

川の対岸では、ミッチー君が24cmのメッキを、タクヤ君がヒラセイゴをゲットしていた。

とりあえずこの時点で、ほぼ全員が魚をゲット。
今回の伊豆ツアー、幸先がいい。

 

午後、松崎へ移動。
ここでは、メッキやアオリ狙いで釣開始。
夕方までいたが、ここでは誰もヒットしなかった。

夕方、バイクでBさんが到着。

いつものキャンプ地・「U」へ。

魚係、トン汁係、設営係に分かれて宴会準備。
魚さばき係りは熟練者・ミッチー君とイデッチ君。

我々はテントを設営。そして準備。

 

男9人そろって野外宴会。
つまみはアオリイカ・メッキの刺身、ヒラセイゴの塩焼き。
そして伊豆名物、おおとろシメサバ。




これにプラスして、トン汁にご飯をぶっこんでかきこむ。
美味いし、温まる。

釣談義、そして男ばかりなので、話もあっちの方に行ったりと盛り上がった。

しかし、さすがに昨日から30分睡眠だと、眠気が突然襲ってくる。
片付けをしたあと、テント内で少しお酒を飲んで、その後死んだように眠った。

 

翌朝は5:30に起床。
伊豆の朝はいつも強風だが、今回は珍しくほとんど無風状態だった。

堤防へいき、カマス・メッキ狙い。さらにもう少し大型の青物でも掛ればと期待。
先に堤防でアオリ狙いに出ていた谷さんとハッシー君に釣果を聞く。



見たところ、渋そうだ。
「どうです? だめですか?」
「いきなり『ダメですか?』って聞くな…」
あらぁ、失礼しました(笑)。

しばらくメタルジグを港内に投げていたが、全く反応無し。
カマス名人・ミッチー君にも全くアタリが無かった。

この堤防、ヘチにはブロックがびっしり詰まっている。
昨年もこのブロックのすきまで、でっかいムラソイを釣ったなぁ…。


さっさとカマス狙いはあきらめ、ブロックの間にワームを落とし、根魚に浮気。

そして1投目(投げてないが…)からヒット!



17cmほどだが、ナイスプロポーションのムラソイ君。
今年もこのコメントをかきます。

「やっぱり根魚はいいね」

その後堤防の外側で、サバと思われるナブラがたつ。
すかさずメタルジグに切り替え、遠投するが結局掛らず。
カゴ仕掛けを遠投している餌釣り師には、20cmほどのサバがたくさん掛っていた。

回遊系はやっぱりあきらめ、再びブロックの隙間へ…。
またまたヒット。



さっきよりも小型のムラソイだが、根魚独特の引きがやっぱり面白い。

とりあえず魚が釣れて、個人的には満足。
しかし「結局それかい!!」とのメンバーからのツッコミが痛かった(笑)


ミッチー君が昨夜仕掛けた蟹カゴを引き上げてみると、中は
小さな巻貝・イボニシだらけ。
餌として入れていたメッキの内臓が、きれいに無くなっていた。
恐るべし…。


しばらくみんなで港内で釣をしたが、メッキのチェイスが少しあっただけで、結局釣れず。
ミッチー君の音頭で一本締めをして解散。
ミッチー君と私は土肥から修善寺に抜け、東京方面へ帰るルートをとった。

途中土肥港に寄り、ドライバー・ミッチー君は仮眠。
私は堤防でアオリ狙い。
堤防には新しいスミ跡があり、期待が高まったが、結局根掛りでエギをロストし終了。

土肥の300円温泉でさっぱりして、帰路についた。
湯河原〜小田原や、246号の渋滞に嵌ったが、その後は順調に車は流れた。

東京の某駅で降ろしてもらい、夜9時頃家に帰った。

ミッチー君はその後3時間かけ、無事栃木に到着しました。
運転、御疲れ様でした。

 

今回の伊豆ツアーも、釣果に恵まれて良かった。

実は私、伊豆でボウズは経験していません! ははは。
伊豆での連勝記録、更新中!
(ただし過去、オキアミ餌でネンブツダイを釣り、ボウズ逃れをした事実は見ないふりをする…)

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私の釣果:
 メッキ22cm(ルアー:DDパニッシュ65)
 ムラソイ17cm・12cm(ルアー:グラスミノーS)

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