魚に一言(ヤマタケ編)

 このページでは、私となじみのある魚について、勝手にコメントしてみました。「Southern Pescador」のイデッチさんのページを真似しました。イデッチさんの「魚に一言」コーナーもご覧ください。

 魚の順番は、単に「思いついた順」です。

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淡水魚編

マブナ 小学生時代、最も狙っていた魚。春のノッコミ時期や、秋口には爆釣した記憶がある。仁保川では、十字ブロックの間に手釣りで糸を垂らして釣った。
ウグイ 地方名「ハヤ」。しかし小学生時代、コイ科の細長い魚はすべてハヤと呼ばれていたような気がする…。初めて自分の仕掛けで釣った魚。
オイカワ 練り餌や川虫、毛ばりの流し釣りでよく釣った。15cm以上の婚姻色の出た雄はかっこいい。
カワムツ オイカワに混じってよく釣れた。A型・B型の2種がいる。仁保川のはどっちだったかな?
タモロコ 釣ったことはあるが、あまり印象ない。
ムギツク 体にくっきりとした一本線がある。石の表面を細い口でつついているのをよく見かけた。東日本にはいない。
ギギ ミミズが餌なら必ず掛かった。食性はかなり貪欲。しかも毒針を持つので釣れると困った。20cm以上のも釣ったことがある。西日本の川にしかいないので、東日本の淡水魚マニアにはあこがれの魚らしい。
オヤニラミ マブナを狙っていると比較的よく釣れた。ケツギョ科という日本では珍しいグループの淡水魚。貴重種なのだが、小学生時代は外道扱いしていた。ギギ同様、西日本の限られた場所にしか生息しておらず、淡水魚好きにはたまらない魚。
ナマズ 60cmぐらいのを釣ったことがある。引きは強烈、というか重い。結構歯が鋭い。
アユ 清流の女王と呼ばれるが、結構汚いところにもいるような気がする。友釣りが有名だが、どういうわけか私は川虫の流し釣りで釣れてしまった…。
ヨシノボリ 釣るより、網ですくったほうが早い。亜種が多く、はっきりとした分類がまだなされていない魚。
ドンコ ハゼっぽい魚。体表はざらざら。15cmぐらいの大型を網ですくったことがある。
シマドジョウ 清流のよどみの砂底にいる。これも網ですくう魚。
ドジョウ 田んぼの用水路で捕まえたことがある。
コイ あ、よく考えたら釣ったことないかも。一般的すぎる淡水魚。汚い川にもいて、生命力強すぎ。
ウナギ 蒲焼は最高! 自分で釣ったことはない。ちっちゃいのを網ですくった。
クサガメ(爬虫類…) 小学生時代、ミミズ餌で甲羅が20cm以上のが釣れた。結構歩くの速いぞ。足で甲羅を踏んで押さえても、力強い足取りで動いてしまう。しかし甲羅を持てば足をじたばたするだけで無力…。
ブラックバス 大学時代に近くの池で釣りまくった魚。ルアーを盛んに追い、引きが強いので、釣るのは確かに面白い。しかしバスがいる所はほとんどが闇放流された場所。バス釣りはそういう場所でする釣りなので、少々罪悪感を感じる。
ブルーギル 大学時代の研究対象魚。アルコール標本をたくさん作った。引きは強いが釣れすぎて面白くない。バス同様、在来種に対する影響が問題視されている魚。
ニジマス 管理釣り場のものしか釣ったことはない。意外に天然繁殖が難しい魚。塩焼きにするとうまい。
イワナ 上高地の魚類調査に参加したときに捕まえまくった。しかし実は釣ったことはないのだ。
ヤマメ これも実は釣っていない(狙った釣りをしていない…)。信大前の女鳥羽川でもライズしていたらしい。
アカザ 絶滅が懸念されているらしい…が、千曲川での調査で腐るほど捕まえた。地方名「サソリ」。毒針を持つ。師匠Y先生が刺されていた(いい気味…いや痛そうでした)。
アブラハヤ 長野県内の河川にモンドリを仕掛ければ必ず掛かるようだ。

海水魚編

マハゼ 夏から秋にかけて、河口や内湾で手軽に釣れる魚。数釣りができるし、プルプルッとした引きが面白い。小学校時代に海で最も釣った魚。
クロダイ(チヌ) 投げ・へち・ウキ釣りなど、いろんな釣法がある魚。しかし大型はなかなか釣れない。私は投げ釣りでしか釣ったことがない(しかも15cmぐらい)。伊豆で30cmぐらいのチヌがルアーを追ってきたことがあるが、フッキング寸前で反転されてしまった。
キス 投げ釣りの好対象魚。見かけの割に引き味が良い。天ぷらも最高。
ヒイラギ 投げ釣りの外道。堤防の上に、捨てられているのを時々見かける(持って帰らないのならリリースすべき)。食味は良いが小骨が多い。
キュウセン 単に「べラ」と呼んでいる。模様が派手。関東の人間は食わないが、西日本では立派な食用魚。投げ釣りで掛かる。
ボラ
河口でジャンプしているのをよく見かける。排水口など汚いところにもたくさんいる。先日東京湾のドブ川で大発生。引きは強いが、とても魚臭いので、釣れた後に困る。
サッパ 岡山周辺では「ママカリ」(まんま(ご飯)を借りるほどうまい)と呼んで重宝している。サビキ釣りで一般的な魚。
メジナ 山口では「クロ」「クロヤ」と呼んでいた。オキアミ餌で小型を大量に釣った。
小ダイ 上記の小メジナと一緒に釣れる。マダイかチダイか判別したことはない。
サヨリ 群れが見えれば大量につれる。1日に3ケタ釣ったことがある。体に寄生虫がついていることがある(小学時代、その寄生虫に噛まれたような…)。
カサゴ
私の釣行記にはよく登場する。ソフトルアーの落としこみで釣れる。東京湾も意外に魚影は濃い。山口にいる頃も穴釣りでよく釣った。
アイナメ(アブラメ)
カサゴ同様、根につく魚。20cm以上のは釣ったことない。ビール瓶サイズを釣ってみたいものだ。
アイゴ(バリ) 刺毒魚。しかし背鰭を取れば食える。これを専門に狙う人もいる。
ウツボ 歯が鋭い。強暴な魚。地引網に掛かって、漁師に木の棒でぼこぼこに殴られているのを見たことがある。しかし応戦して、その棒に噛みつこうとしていた。タコが好物らしい。
スズキ(シーバス)
昔は電気ウキの夜釣りが主流だったが、今やルアー釣りの対象魚。東京湾は魚影が濃い。私もようやくレギュラーサイズをゲットした。東京湾奥ではどこでも釣れそうだが、港湾部は企業私有地が多いので、陸からの釣り場は結構限られる。
クロソイ 根魚だが、夜になると結構表層にも浮いてくる。北陸の漁港の夜釣りではどこでも釣れる気がする。2001年はこの魚が釣りたくて日本海に通った。実は東京湾でも釣れているらしい。
ムラソイ
カサゴとよく間違えられるが、体色が黒っぽい。ものすごい浅場にもいる。ルアーでも釣れる。全国的にいる魚だが、ちょっとマイナー。
アナハゼ いれば確実に釣れる、ボウズ救世主。でもこればっかり釣れすぎると腹立ってくる(なんて勝手な…)。東京湾奥にはいない。
ネンブツダイ 伊豆など、温かいところには必ずいる雑魚。ある意味これもボウズ救世主。よく捨てられている。口内保育をする、生態的には面白い魚。
メッキ
ギンガメアジなどの幼魚。夏の終わりごろから日本沿岸にやってくるが、冬の低温には耐えられないので、死滅回遊魚と呼ばれている。ハイスピードのルアーを積極的に追うので面白い。主に釣れるのはギンガメアジだが、ロウニンアジ・カスミアジ幼魚も時々混じる。(写真はカスミアジ)
クロサギ フィッシュイーターではないが、メッキを狙っていると時々釣れる。小骨が多いが、塩焼きはなかなか美味かった。
マルタ
ウグイと近縁種。50cm以上になる。コイ科だが、河口や内湾に生息。春の産卵期は川に上る。私は海でしか釣ったことは無い。引きは強いが、シーバスかと思って期待するとがっかりする。
ハオコゼ
刺毒魚。毒は強烈らしい。小学校時代、投げ釣りの針によく掛かった。東京湾奥にはあまりいないようだ。
ゴンズイ 私は釣ったことは無いが、ハオコゼ同様ポピュラーな刺毒魚。伊豆の堤防でよく捨てられて転がっている(うっかり踏むと危ない。海に返すべき)。味は意外に良いらしい。
クサフグ 海釣りではかなりポピュラーな「食えない外道」。この魚の毒はフグのなかでもかなり強い。やはり堤防によく捨てられる。しかし生態的にはかなり面白い魚で、波打ち際での集団産卵する光景は、一度見てみたいものだ。
メバル
最近、はまっている魚。クリッとした目がかわいい。根魚だが、夜は表層でも食ってくるので面白い。20cmを超えるとかなり良い引きを味わえる。冬から春にかけて、東京湾ではメバル狙いのルアーアングラーが急増する。
ムツ 一回、伊豆で釣った。成魚は深い海に棲むが、20cmぐらいまでは内湾にもよく入るみたいだ。群れに当たれば数釣りができそう。
カマス 同行者がよく釣っているが(とくにM・T君)、実は釣ったことがない。この魚の塩焼きや干物は好きだ。

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