7月30日(土)(宗谷本線沿線)


朝は5:00に起床し、5:30に宿泊先を出た。
今日は旭川から宗谷本線に乗って、最北の地・稚内を目指す。

6:05旭川発の幌延行きの列車に乗った。

無人駅の続く1本の線路を、列車は時間をかけてのんびりと進む。

これは途中の「紋穂内(モンポナイ)駅」。
北海道の各線には、このような貨車を利用した無人駅も多い。

8:42、天塩川温泉駅に到着。
列車はまだまだ進むのだが、ちょっとここで途中下車してみる。

天塩川温泉駅。もちろん無人駅。
ホームは木製で、長さは車輌1両よりも短い。
すぐそばを、天塩川がゆったりと流れている。

周辺に民家はほとんどないこの駅。
しかし、この駅で降りたのには理由がある。
駅名の通り、実は駅から歩いてすぐのところに温泉があるのだ。
10分ほど歩いて、温泉施設に行ってみた。

しかし日帰り入浴は10:00からのようだ。
まだ1時間ほど時間があったので、適当に時間をつぶす。
例によってスケッチブックに景色を描いてみた。



時間になったので温泉へ。
フロントで300円を払って入浴。
アルカリ性のようで、お湯は少しぬるっとしている。
露天風呂もあり、天塩川の流れや、原生林の山々を眺めながらのんびりと入浴できた。


温泉からあがって、休憩室でのんびりしていると、バスの時刻表が張ってあるのをみつけた。
村営のバスの時刻表で、音威子府駅まで行くらしい。
しかも無料だという。
あと5分ほどで出発するようなので、急いで玄関に行き、マイクロバスに乗り込んだ。


バスの車窓から見えるのは、一面に広がる蕎麦畑。
この音威子府(おといねっぷ)村は、蕎麦の名産地だそうだ。

20分ほどで、音威子府駅に到着。


ここの駅内の蕎麦屋では、音威子府産の蕎麦を食べることができる。
早速、注文して食べてみた。
写真はとらなかったのでお見せできないが、ここの蕎麦はかなり特徴的。
色が真っ黒なのである。
でも味はなかなか。この村にきたら是非食べてほしい一品である。


さて、ここから稚内へ向けて再出発をするのだが、次の普通列車が来るのは2時間半後…。
さすがに待ち時間が多いので、やむ終えずちょっとだけ特急列車を利用することにした。
70kmほど先の幌延(ほろのべ)駅までの乗車券と特急券を買った。
あわせて2500円。

音威子府駅ホーム。
ここからの乗った客は私一人…。

11:34発のスーパー宗谷に乗車。
原生林の中を縫うようにして流れる天塩川に沿って、列車は北上していった。

この天塩川、水際まで森林が迫っている。
自分の感覚だと、川辺に出るためには草むらを分け入っていく感じなのだが、
ここらの川へ行くためには、森林の中を進んでいかなければならないようだ。
川のすぐそばまで林が迫っている川の景色は、やはり北海道独特だ。

12:34、幌延駅に到着し、下車。
この特急列車に乗っていれば、稚内まですぐなのだが、それでは18きっぷの意味がない。
ここで普通列車に乗り換えだ。

幌延駅。
この町は北緯45度で、北半球の真ん中なのだとか。
稚内行きの普通列車。
1両編成のディーゼルカー。

13:39発の稚内行きに乗る。
ここで乗った客は、私を含めて2人だけ。
もう一人のお客さんも、私同様の18きっぷ旅行者のようだった。

列車は森林・草原・牧草地の中を北上していく。


車窓に広がるサロベツ原野。
本州ではまず見られない景色に感動し、デジカメで車窓からの景色を撮っていく。

草原がどこまでも続く。 兜沼駅での車窓。

サロベツ原野を過ぎると、草原で覆われる丘陵地に入る。
稚内まであと少し。


目的地・稚内が近づくにつれて、なんだか心がソワソワしてくる。
そして14:45、ついに最北の駅・稚内に到着した。

ちなみに、この駅で降りた乗客も2人だけだった。
もちろん、幌延駅で乗った2人。

シャッターはもう一人の乗客の方に押していただいた。 稚内駅の駅舎。
「せーんろはつづくーよー どーこまでーもー♪」といいますが… ここまでです。

 さて、稚内にきたからには、さらに日本の一番北まで行かねばなるまい。
ということで、最北端・宗谷岬を目指すことにした。
そのレポートは…、後半に書きます。

旭川から稚内までの交通機関をまとめると、次の通り。
旭川6:05 → 天塩川温泉8:42(宗谷本線普通列車)
天塩川温泉 → 音威子府 (音威子府村村営バス)
音威子府11:34 → 幌延12:34(宗谷本線・特急スーパー宗谷)
幌延13:39 → 稚内14:45(宗谷本線・普通列車)

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