7月31日(日)後半 礼文島〜稚内
原付の鍵穴が開かない。
このままでは30kmの道のりを手押しで帰ることになる…
しかし、試行錯誤の10分後、あることに気づいた。
キーの反対側の柄に六角形の出っ張りを発見。
で、よく見たら鍵穴シャッターの枠も六角形だ…。
もしや…と思い、当ててみると… おお! ぴったり!
そのまま回してみると、見事にシャッターがあき、解除することができた。
ああ、良かった。
しかし、この経験が、あとで役に立つ。
気を取り直し、原付を走らせる。
朝は雨模様だったが、昼からは天気も良くなり、走っていてとても気持ちが良い。
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走っていると横に見えるのは草原の続く丘。
果てしなく続く景色が気持ちいい。 |
九種湖近くの湿原にはポニーが1頭、草を食べていた。
のどかな風景だ。 |
さて、礼文島の自然の景色を満喫したあとは、もうひとつの目的にかかることにした。
それは… もちろん、「釣り」である。
ここ礼文島、島の周りは岩礁帯だし、川に入ればイワナの宝庫だともいわれている。
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| まずは小さな沢に入ってみて… |
その後は小磯にもいってみた。 |
しかし、結局魚を釣ることはできなかった。
う〜ん、残念。
(詳しくはこちらも参照)
その後南下し、港まで戻ったが、まだ時間があったので
今度は一番南までいってみた。
この島の一番南の地名は知床。
あの世界遺産の知床と、名前の由来は同じなのだろうか。
一番南まで行ってみたものの、バスの回転場があるだけだった。
利尻島の利尻富士が見えるかな…と思ったが、海の向こうはかすんでいて見ることはできなかった。
ここでは特に何もせず、そのまま引き返して北上した。
っと、とことこ走っていると、私と同じレンタバイクを押して歩いている若者を発見。
どうしたのかな…と思い、止まって声をかけた。
「どうされました?」
「いや、あの、鍵穴に蓋が下りてあがらなくなっちゃったんですよ。困っちゃって…。」
ああ、さっきの私とおんなじだ(笑)。
「実はさっき、僕もそれやっちゃったんですよ。実は鍵の後ろに解除用の突起があって…」
と、解除方法を教えてあげると…
「おお、そうだったのか! いや〜、助かりました。」
この兄ちゃん、解除方法がわからなかったので、港まで4km、手押しで帰ろうとしていたらしい。
いやはや、それにしても良かった良かった。
港に戻ったが、まだ時間があったので、
港の西側の山道を登って桃岩展望台に行ってみることにした。
くねくね曲がりくねった急坂をゆっくり登っていくと・・・
やはり絶景が広がっていた。
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途中の山道から見た景色。
遠くに猫岩が見える。 |
展望台駐車場から港を見下ろす。 |
フェリーの時間になったので、礼文島を後にすることになった。
| 礼文島・香深港16:20 → 稚内港18:15(東日本海フェリー) |
礼文島の景色は本当にすばらしいかった。
一日中、島中をめぐった原付ツーリングは、とても楽しかった。
これで魚が釣れてくれればもう大満足だったのだが…。
また、もう少し高山植物について勉強していれば、違った楽しみ方もできただろう。
ぜひとも、また来たいものだ。
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| カモメがフェリーを追っかけてお見送り… |
・・・かと思ったら、後ろで乗客のお姉さんがパンをあげてた。
単に、食い意地がものすごいカモメさんたち…。 |
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| 例によってボーっと海を眺めてみる… |
「こんにちは。さっきはどうも。」
デッキのいすでボーっとしていると、誰かが声をかけてきた。
あ、さっきの原付の兄ちゃんだ。
しばらくこの兄ちゃんと雑談。
聞くと、神奈川県の大学生だとのこと。
何と、夏休み中、稚内の漁師さんのところで昆布漁のバイトをしているそうだ。
今日はバイトの休みをもらって、利尻島と礼文島を観光したのだそうだ。
稚内に到着後、ノシャップ岬に行ってみることにした。
ここは宗谷岬、スコトン岬についで三番目の緯度の岬である。
きれいな夕日が見えることで有名な場所だ。
バスに乗って、ノシャップ岬へ。
夕日をカメラに収めようと来ている観光客も何人かいた。
しかし、海の上は雲がかかっていたので、夕日を拝むことは、結局できなかった。
このまま帰るのも…と思ったら、すぐ横に漁港がある。
何か雰囲気よさそうである。
ということで、とりあえずワームを投げて探ってみた。
結果…
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| 20cmのクロソイと… |
28cmほどのウグイを釣ることができた。 |
礼文島では魚が釣れなかったが、ここで何とか釣れてくれて満足である。
(詳しい様子はこちらも参照。)
釣りにも満足して、稚内駅前に戻った。
銭湯に入り、市内のラーメン屋でしょうゆラーメンを食べた。
その後駅へ。
本日の宿は、「夜間特急・利尻」
ま、つまり車中泊である。
この列車、18きっぷでは乗れないので、乗車券と自由席特急券を買う。
滝川駅までの乗車券と自由席特急券で、合計8490円。
まあ、交通費と宿泊費を込みで考えたら、このくらいは払ってもいいかな。
列車に乗り込み、リラックス。
さて、明日は一気に南下して、釧路だ。
シートを倒して、くつろいでいると、車内放送がかかった。
「駅にペットボトルケースを忘れたお客さま、車掌室までおいでください」
ああ、俺だぁぁ…
急いで車掌さんの下へ向かった。
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