8月1日(月)


稚内22:00 → 滝川4:29(特急利尻)

目にはアイマスクをして、首には携帯枕を巻き、シートで睡眠をとる。
この2つのアイテムは初めて使ってみたのだが、
この装備があるだけで、車中の睡眠が格段に違う。
こりゃ、いいわ。

時々何度か眼が覚めたが、すぐに眠りにつき、気がついたら旭川に到着していた。
その後30分ぐらいもう一度寝た。

4:29に定刻どおり滝川駅に到着。

時刻表によると、稚内からここ滝川までの移動距離が312.7km。
そしてここから、本日の目的地・釧路までの距離が308.4km。
移動距離の合計が、何と621.1km。
同じ北海道内の移動でこの距離になるとは…。
北海道は広いねぇ。

次の列車は5:50発の帯広行き。
発車まで1時間以上あるが、駅前に開いている店も無いので、待合室で時間をつぶす。

ここで、新たな切符を購入した。
「北海道&東日本パス」である。
この切符は、北海道と東日本のJR普通電車が連続5日間乗り放題になる切符である。
18きっぷよりも安く、値段は10000円。
ただし、18きっぷのように五回分けて使用することはできない。

今回の旅は5日間以上で、18きっぷ1枚ではカバーできないのだが、
今後は毎日JR移動になるし、2枚目の18きっぷを買うよりも安いので、こちらを購入。
また、自動改札機を通れるという点もポイント高い。


今日からはこの切符で旅をする。



さて、釧路までの列車は以下のとおり。

滝川5:50 → 帯広10:04
帯広10:09 → 釧路12:57

出発前の滝川駅。 途中の落合駅。
単線のため、列車行き違いのための停車を繰り返す。
見えにくいが、運転手さんも外でタバコ休憩中。

この列車に乗ったとき、私は重大なミスを犯す。

何と、食料を全く持っていなかったのだ…。
昨日の夜9:00ごろから何も食べていなかった。
途中駅のキオスク売店で何か買おう…と思っていたのだが、
列車行き違いの時間待ちで長く停車する駅は無人駅ばかり…。

人間、極端にお腹がすくと、活動を抑えようとするのか、ものすごく眠くなる。
だから結構電車の中では寝ていたのだが、眼が覚めると空腹感が一気にやってくる。
これはきつい…。

乗り換えの帯広駅でも、乗り換え時間が4分しかなかったため、結局食料調達できず…。
結果、釧路に到着する12:57まで、飲まず食わずの状態で過ごす羽目になってしまった。

頼む。列車よ、早く着いてくれ…。

この状態では、景色を楽しむ余裕など、皆無だった。




帯広から約3時間後、やっとのことで釧路に到着。

釧路駅駅舎。

天気は良いが、風がひんやりと冷たかった。

さて、空腹度限界の状態で真っ先に向かったのは「和商市場」である。
目当てはこれである。

名物・勝手丼!

この勝手丼は、釧路和商市場の名物であり、
惣菜屋でご飯を買って、その丼を持って市場の中をめぐり、
鮮魚店で好きな具を乗せてもらって、完成させるというものなのだ。
釧路にきたら、一度はこれをやってみたかった。

上の写真は、200円のご飯に、マスノスケ、タコ、イクラ、カズノコ、マグロを乗せてもらったもの。
計950円。
空腹も限界に達していたので、がつがつとかきこんだ。
うまい。



お腹も満たされたことで、やっと落ち着く。
勝手丼に満足したら、次の目的地、釧路湿原へ行くことにした。

釧路湿原ノロッコ号に乗り、釧路湿原駅へ行く。
この列車は普通列車と同じなので、新たに切符を買わずに乗車できる。

釧路14:50 → 釧路湿原15:27(釧路湿原ノロッコ号)

釧路湿原ノロッコ号
名前の通り、釧路湿原を低速度でゆっくりと進む。
途中の車窓。
地平線が見えそうなほど、草原が広がる。
途中、エゾジカがぽつんと1匹たたずむ姿も見かけた。

釧路湿原駅に到着。

ログハウスの釧路湿原駅。

駅の後ろ側の山道を歩くこと15分、細岡展望台に到着した。
そこから湿原を眺めたとき、思わず「おお〜」っと声が出てしまった。


東西約10km、南北約35kmもの規模を誇る釧路湿原。
これだけ広大な面積が原野として残っている。

欲を言えばもう少し高いところから湿原を眺めてみたかったが、
それでも、果てしなく続く原生の湿原の景色には、とても感動した。


展望台下のビジターズラウンジで、ソフトクリームを買った。
外のベンチに腰掛けて、食べていると、遠くでウロチョロしている小さな動物を発見。

エゾシマリスである。


おお〜、かわいいではないか。
ゆっくり近づきながら写真を撮ってみた。
昨年、小樽ではブレまくったのだが、今回はうまく撮影できました。
このリス、撮影なれしているのか、結構近くまで行っても逃げなかったぞ。


さてこれから湿原散策でも…と当初は思っていたのだが、
疲労がものすごくたまってきた。
昨日は列車泊だったし…。

湿原は遠くから眺めるにとどめることにして、釧路に戻ることにした。
帰りもノロッコ号。

釧路湿原16:42 → 釧路17:14(ノロッコ号)

夕方になると、急に空が曇りだした。
晴れているうちに湿原が見られてよかった。




釧路市内に戻り、釧路川の河口のほうへ歩いてみた。
そして釧路のシンボル的な橋、幣舞橋(ぬさまいばし)へ行ってみた。

北海道三大名橋のひとつ、幣舞橋。 日が暮れるにつれ、霧が濃くなってきた。
なかなか幻想的である。

この橋の袂には、「フィッシャーマンズワーフMOO」という施設がある。
釧路の名産品から雑貨、飲食店がそろっている複合ショッピングセンターである。
みやげ物探しに、ちょっと寄ってみた。

フロアの真ん中には水槽があり、釧路近海の魚が泳いでいた。
キツネメバルにウサギアイナメ…。
釣りたかったお魚が勢ぞろい。

水槽内を泳ぐキツネメバル。マゾイとも呼ばれる。
左下は 花咲ガニ。

お弁当屋さんで売れ残り弁当の半額セールをやっていた。
680円の牡蠣弁当が340円。
迷わず購入して、晩飯にした。




疲労も結構ピークに達してきたので、宿に行くことにした。
本日の宿はホテル・アネックスのカプセルルーム。
2300円で利用できる。

風呂に入って、缶ビール1本飲んだ後、21:00ごろにカプセルルームで横になった。
もうそこから記憶がない…。



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