8月2日(火)


朝は4:30に起床。
昨夜9:00に寝てから一回も眼が覚めなかった。
夜中に眼が覚めなかったのは、この旅では初めて。
よっぽど疲れていたらしい。

和商市場横のコンビニで、パンとちくわと豆乳を買って朝飯。
(棚に並んでいた紀文のちくわを見たとき、なんか無性に食べたくなった…。)

今日の目的地は根室の納沙布岬。
最北端を制覇したからには、最東端も見ておかないとね。

5:55釧路発の「快速はなさき」で根室を目指す。

釧路5:55 → 根室8:12

「快速はなさき」
カラフルな花柄の、1両ディーゼルカー。
車窓の眺め。
霧が深くて、遠くは何も見えない…

中学校の地理で、この地域は「根釧台地」と習った。
このように根室と釧路はまとめて呼ばれていたため、
この2つの都市は結構近いところにあるイメージがあった。
しかし実際、根室駅までの距離は135.4km。
新山口から広島へ行くよりも、松本から甲府へ行くよりも遠いのだ。
(ものすごくローカルな例えですまぬ…)
う〜ん、つくづく広いね、北海道。

列車は湿地帯の草原の中を東へ走っていった。
上の写真のように、霧がすごくて、遠くの景色はほとんど見えない。

また、この路線は手付かずの自然の中を進むので、野生動物が多く出現する。
もっとも、今回見えたのはエゾジカだけだったが。
でもエゾジカだけでも、この列車の車窓で4匹は見た。
列車が来るとぴょんと飛んで茂みに隠れ、顔だけぴょこっと出して列車を見送っていた。
なかなかかわいらしい姿だった。
さすがにデジカメで撮影する間は無かったが。

8:12に根室駅に到着。

根室駅の駅舎。
実はこの駅、最東端の駅ではありません。

バスセンターで納沙布岬までの往復切符(1880円)を購入し、バスに乗った。
根室駅から納沙布岬までは約40分かかる。

市街地をぬけると、湿地の草原がまた続く。
霧も相変わらず深く、幻想的な雰囲気が漂っている。

そんな道沿いに必ずある看板が、「返せ! 北方領土」。
市内のいたるところにこの看板がある。
北方領土が眼と鼻の先にある町だけに、市民の領土返還に対する意識はかなり高い。



そして納沙布岬に到着。
領土返還の願いをこめたモニュメントが立ち並ぶ。

最初に眼に入るモニュメント・「四島の架け橋」 いままでの岬とは明らかに雰囲気が違う。
モニュメント「希望の道」
領土返還の願いをこめて全国から集められた石が並べられている。
地元・山口の石もあった。
秋吉の大理石だろうか?
一般人が到達可能な範囲での最東端。 カモメさんもうったえてます。

岬付近の海も、やはり霧がかかっており、北方領土を見ることができなかった。
しかし、この霧の十数キロ向こうには、ロシア人が住んでいる島がある。


「島を返せ!」づくしの納沙布岬だが、その景観は霧がかかっていてもなかなか見事だ。
下の写真は、岬の海岸の風景と、海岸に咲く花。

花の名前、・・・全くわかりません。
(生物学科出身なのに…とかいわないで(笑))
誰か教えてください。


こんなことを書いてしまったら、
なんとHPを見た方からメールを頂き、教えていただきました。
左上と左下はセリ科のエゾノシシウド、
右上はバラ科のエゾツルキンバイだそうです。

ありがとうございました。

岬にある北方館で、北方領土に関する資料を眺めた。
ここには高性能の望遠鏡がおいてあるのだが、
やはり霧が深くて、北方領土は見えなかった。


宗谷岬と同じように、最東端到達証明書を購入するため、土産屋さんへ。
しかし、値段は500円。
宗谷岬は100円だったのに、何で高いんだろう…と思いながらも購入。
すると、岬の写真付きの証明書をくれた。

到達証明書。
(クリックで拡大します)
到達証明書についていた写真。
納沙布岬は日本一早い日の出を拝める場所である。

しかし到達証明書は、近くの根室市の観光センターにもあった。
こちらは100円だった。
しかも、こっちのほうがちょっとカッコいい…。
最初からわかっていれば、こちらのほうを買ったのに。
まんまと罠にはまった気分だ…。

バスに乗って納沙布岬を後にして、根室駅に戻った。
再び「快速はなさき」に乗車し、釧路へ。

根室11:05 → 釧路13:07

日本最東端駅はこちら、東根室駅(無人駅)。
根室駅の1つ前の駅だが、根室駅より東にある。
快速列車のため、通過してしまう。
(走る車内から撮影…でもわかんねぇな、こりゃ)
車窓から見えた別寒辺牛(べかんべうし)湿原
タンチョウもやってくるのだとか。




釧路に再び戻ってきた。
ちょうどお昼でお腹もすいたので、昨日同様、和商市場へ。
また勝手丼を食す。

今回はご飯250円に、イカ・活タコ・メヌケ・イクラ・マグロ・そしてもう一個白身魚(忘れた)をのせ、
合計1200円。
さらに1杯105円のカニ汁もいただいた。
(写真は撮っていません。撮る前に食ってしまった(笑))

次の列車まで時間があったので、市内をぶらぶら。
釣具店を発見したので入ってみた。
するとさすが北海道、トラウト用のスプーンのラインナップがすごい。
また、アキアジ(これから釣れるサケ)の仕掛けもずらりと並ぶ。
う〜ん、アキアジか…。釣ってみたいものだ。



15:08発の帯広行きに乗車。これから旭川まで列車移動だ。

釧路15:08 → 帯広18:11
帯広18:36 → 旭川21:41

帯広駅で途中下車。ちょっと外に出てみた。

帯広駅。立派な駅舎である。
手前に温度計があるが、20度を下回ってます…。
無人駅が続く路線に、突如現る大きな駅。

帯広は正直、のどかな酪農地帯というイメージがあったが、
実際には駅前はかなり整備された都会だった。
駅舎は新しいし、駅前にはホテルやショッピングセンターが並ぶ新しい町並みだった。

この駅の売店で、帯広名物?といわれている豚丼弁当を晩飯として購入。
1100円とちょっと高かったが、紐を引くと温まるタイプの弁当で、これを1回やってみたかったのだ。

再び列車に乗り、1時間ぐらいして弁当箱の紐を引いた。
蒸気が出て、一気に温まった。

豚丼弁当。ちょっと写真がぶれてしまった。
ご飯に炭火焼の豚肉が乗っただけのシンプルな弁当。

なかなかおいしかった(←簡単な感想…。いや、でも美味かったよ)。


21:41、ようやく列車は旭川に到着。
本日の宿も、7月29日と同様に市内のサウナ・オスパーでお世話になることにした。

風呂に入った後、仮眠室ですぐに熟睡。



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